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2024.8.13
かごしまのお盆料理「かいのこ汁」
鹿児島では古くから、お盆に「先祖の精霊(おせろさあ)」への“ごちそう”として、「かいのこ汁」をお供えしてきました。
「かいのこ汁」という呼び名は、「粥の子(かゆのこ)」がなまったもの。「粥の子」とは「白粥の添え物」という意味があります。
「かいのこ汁」は、大豆・ごぼう・にんじん・里芋・きくらげ・油揚げ・こんにゃく・昆布や、夏野菜の茄子・かぼちゃ・ミガシキなどが入った具だくさんの味噌汁で、栄養面も優れている鹿児島の郷土料理です。
「かいのこ汁」をお供えして想いを馳せながら、みなさんの食卓でじっくりと味わってみてはいかがでしょうか。