鹿児島青果株式会社

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2025.1.28

「第23回 こどもたちが育てた桜島大根まつり」を開催しました

2025年(令和7年)1月24日(金) 「第23回 こどもたちが育てた桜島大根まつり」を開催しました。
今回は、鹿児島市立の小学校4校(桜洲・桜峰・黒神・東桜島)と、桜峰小学校と交流学習を行っている東京都渋谷区立 神南小学校の子供たちと先生など、約50名のみなさんに参加していただきました。

↑当日の朝、弊社の特設売場に並べられた桜島大根です。
鹿児島市立の小学校5校(桜洲・桜峰・黒神・東桜島・春山)から、225本の桜島大根が入荷しました。子供たちが描いた絵で、とてもにぎやかな明るい特設売場になりました。

↑各学校の立派に育った桜島大根です。(せり順に掲載しています)

昨年の9月に種をまきましたが、猛暑のために思うように育たず、何度も種をまき直したりと、収穫までの約5ヶ月間、一生懸命に毎日の水やりや草取りをして育てました。

暑さにも寒さにも負けずに奮闘した“さつまっ子”(鹿児島の子供達)の真心が詰まった桜島大根です。

この取り組みでは、自分の手で桜島大根を育てる経験を通して、安心・安全な農産物を育てる農家さんの苦労を知り、「食」に対する関心を高めるとともに、鹿児島の伝統野菜や地域について学習しています。

…さて、当日の朝、6時30分過ぎから続々と子供たちが青果市場に到着しました。

↑ 特設売場に並べられた桜島大根や飾られている絵をじっくり見たり、乗り物のフォークリフトやターレット・トラックの写真を撮ったり、また弊社の”さつまいも”のせりを見たりと、青果市場にとても興味津々の様子でした。

そしていよいよ、朝7時30分頃から、せりが始まりました。

↑ 子供たちが大きな手拍子と掛け声で応援する中、多くの買受人の方がお集まりいただき、次々と勢いよく、せり落とされました。

このあと…

↑各小学校の発表会がありました。
学校の紹介と自慢できること、桜島大根の生長記録など、タブレットを使ったり、演劇のように全身で表現したりと、工夫を凝らして発表していました。
「こんなに小さい2~3mmの種が、本当に大きく育つのかなぁ」とか、「一生懸命に育てた桜島大根を収穫した時は、嬉しいような、ちょっぴり寂しいような気持ちでした」などの素直な想いと、農家の皆さんの苦労を知ったことや感謝する気持ちを持ったことを話していました。神南小学校でも桜島大根を育てることに挑戦しているそうですが、大きく育てるのは難しく、特設売場に並べられた桜島大根を見て、本場の大きさに驚いたそうです。

発表会のあと…

↑ 子供たちが育てた桜島大根で作った“豚汁”をふるまいました。
朝早く起きて、せり見学や発表会を終えた安心感からか、子供たちの箸がどんどん進みます。
「せっかくだから、たくさん食べる!」と、とてもいい笑顔で食べていて、すぐに“おかわり”の行列ができましたよ。(中には4杯という強者も)

それから…

↑模擬せり体験がありました。
子供達も覚えたての”せり手”を使って、元気良く模擬せりに参加していました。
今回はバナナを1房(15本~16本)を各学校でせり落としてもらいました。最後にはなんと、10万円でせり落とされました!(あくまでも模擬せり価格です)

もし店頭で「こどもたちが育てた桜島大根」を見かけたら、ぜひご賞味ください!
桜島大根は柔らかくて味がしみ込みやすく(でも煮くずれしにくい)、ほっくりした食感で甘みもあります。豚汁はもちろんのこと、おでん・麻婆大根・炒め煮、からあげ、生のままサラダになど、どんな料理にも合いますよ!

また、こちらのレシピもおススメです!

nagomi 13号 ( JA鹿児島みらい発行の情報誌です)には、桜島大根のポタージュや、春菊のよごし(白和え)、かぼちゃのグラタンが掲載されています。どれも冬野菜で心も体も温まるレシピです。ぜひ作ってみてくださいね。

…最後になりましたが、
今回もこの「桜島大根まつり」に携わり、ご協力いただきました皆様へ、心より御礼申し上げます。ありがとうございました!

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