鹿児島の旬
Veg&Fruits
桜島大根
全 般 | 鹿児島市の桜島地区で栽培されている伝統野菜で、 地元では「島大根(しまでこん)」と呼ばれています。 見た目はカブのようですが、サッカーボールくらいの大きさで、 “世界一大きい大根”としてギネスブックに認定されています。 現在の世界記録は31.1kgです! ●おすすめの料理は? 大きな見た目で大味と思われがちですが、とってもきめが細かく、 柔らかいしっとりとした食感で、甘みがあります。 加熱すると味がしみ込みやすく、でも煮くずれしにくいです。 生のままサラダでも、豚汁・おでん・麻婆大根などなど、 どんな料理にも合います。 |
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入荷時期 | 12月下旬~翌年の1月下旬頃までです。 |
桜島大根の歴史
●1949年(昭和24年)頃、桜島で撮影した写真です。
- 畑から馬を使って、海岸の船着場まで運んでいる様子です。
当時は、人と馬が通る道しかありませんでした。 - 右奥に見える3人は、桜島大根を積む船の準備をしています。
(写真は、新村ゆたかさん撮影)
1971年(昭和46年)頃、市民広場の写真です。
- 当時の市場に並べきらずに、市民広場に並べていました。
入荷量は1日に3万本~4万本ありました。
せりには一般の方もたくさん見物に来ていました。 - 山の上に見えるのは、当時の城山観光ホテルです。
1974年(昭和49年)以降は、桜島の火山活動による降灰の影響で生産量が激減しました。
こどもたちが育てた桜島大根まつり
弊社では、2003年(平成15年)より「こどもたちが育てた桜島大根まつり」という活動を実施しています。
桜島地区を中心とした鹿児島市内の小学生が、畑作りから始めて種から育てた桜島大根を青果市場に出荷して、 せり見学や生長日記の発表会など各小学校との交流会を開催する食育活動です。
この取り組みは、「子供たちが自分の手で桜島大根を育てることで、かごしまの食文化や伝統に触れ、 自分たちの住んでいる地域について考える学習に、少しでもお役に立てれば」という想いから始まりました。
当日出荷していただいた桜島大根の一本一本には、子供たちの小学校の紹介文とお手紙を添えて、 購入された県内外の消費者と交流の輪を広げています。